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船絵馬(浜田市指定文化財)

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指定日:平成14年2月22日
所在地:浜田市瀬戸ヶ島町
所有者:厳島神社 
 

船絵馬
板絵著色廻船図(榮久丸)


この船絵馬は、航海の安全祈願や無事の航海を感謝して厳島神社に奉納されたものである。和船の船絵馬としては、三面しか市内で知られておらず、江戸時代から明治初め頃の浜田の海運を視覚的に知るうえで貴重である。
板絵著色廻船図(いたえちゃくしょくかいせんず)(榮久丸)には「奉懸 文久元歳辛酉六月吉日 工町 松屋源兵衛」「吉川寫」とあり、文久元年(1861)に工町(現京町)の松屋が奉納したものである。幟(のぼり)には浜田藩主松平右近将監家(うこんしょうげんげ)の家紋の一つである「一(ひと)つ琴柱(ことじ)」が描かれており、御用船として用いられていたことが分かる。
紙本著色廻船図(長徳丸)は左下縁部に「能州釼地中嶋屋六太郎舩」とあり、石川県門前町釼地(つるぎじ)の船主が奉納したものである。
紙本著色廻船図(明神丸)は額右側に「明治14年11月吉祥日」、額下に「友次郎」と「善吉」とある。船尾が欠落しているが、幟に「明神丸」と判読でき、同じ船名である和船模型(市指定)と関連する可能性がある。
◇(榮久丸)縦42.0cm×横72.0cm
◇(長徳丸)縦36.6cm×横51.4cm
◇(明神丸)縦39.9cm×横53.4cm

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