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諸国御客船帳(浜田市指定文化財)

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指定日:平成14年2月22日
所在地:浜田市外ノ浦町
所有者:個人
  


外ノ浦の廻船問屋であった楫ヶ瀬家(屋号=米屋)に所蔵されている客船帳である。客船帳は21帖綴のものと15帖綴のものとがあり、21帖綴のものは、延享元年(1744)~明治42年(1909)の間に6349艘の廻船の記載がある。小ぶりの15帖綴のものは、表紙に「諸国御客帳」とあり、裏表紙には「千客万来 米秀商店」と記され、明治24年(1891)~昭和8年(1933)の間に1856艘が記載されている。
これらの客船帳は、清水家の『諸国御客船帳』(市指定)に較べ、近代に関する記載が多く、また、市内の他の客船帳に較べ、米に関する記述が多いのが特徴である。なお、彩色された船型は、和船、合子船(あいのこせん)、西洋型船(補助機関、発動船)と変遷する過程を知ることもでき、造船学上からも貴重である。
21帖綴のものについては、柚木学編『近代海運史料』として、平成4年(1992)に出版されている。

◇21帖綴 縦22.1cm×横12.8cm 厚さ18.9cm
◇15帖綴 縦16.5cm×横12cm 厚さ11.8cm
 

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