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ビロードシダ及び群生地(浜田市指定文化財)

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指定日:昭和44年11月3日
所在地:浜田市河内町
所有者:個人

ビロードシダ及び群生地  

市内河内町の南面した山中、樹陰の岩上または樹幹に着生する常緑多年生のうらぼし科のシダである。
淡緑色の葉は、縦横に這う線状の根茎から出ており、長さ5cmから10cmとまばらで、葉幅5mm~1cm、厚ぼったい肉質であまり堅くない。両面に星状 鱗片(りんぺん)が密生し褐色、茶褐色、黄褐色等を帯びビロード状で独特の光沢を帯びている。葉の形は、ヘラ状線形で次第に細くなり、はっきりしない葉柄 となる。葉先は鈍頭(まれに叉状になるものもある)である。葉裏の胞子のう群は、ノキシノブのように円形、二列に並び、包膜(ほうまく)は無い。
海岸部に近い浜田市に生育するのは珍しく、指定当時は数箇所に群生していたが、環境に敏感な植物であり、生育環境が変化したためか、近時、個体群が極端に 減少し、コケあるいは腐葉土などが覆い、水分が多少とも保たれるような限られた部分に生育している状態である。
 

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