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浜田・江津赤ひげメール #27 (平成25年5月2日 発行)

2017年 4月 14日

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寒暖の差が激しい今日この頃ですが、みなさん元気でお過ごしでしょうか。本年度も「浜田・江津赤ひげメール」をよろしくお願いいたします。
また、今回の内容について、ご意見・ご質問等がありましたら、下記のメールアドレスmailto:iryou@city.hamada.shimane.jp 宛に直接メールを送信してください。

◇◆ 今回の内容 ◆◇

◎はじめまして。あさひ診療所に赴任しました、佐藤と申します。 

  浜田市国民健康保険あさひ診療所  所長  佐藤 誠

ドクターヘリの広域連携について

  

○● はじめまして。あさひ診療所に赴任しました、佐藤と申します。
   浜田市国民健康保険あさひ診療所  所長  佐藤 誠 ●○

 みなさま、はじめまして。4月1日に浜田市の国保診療所連合体に入り、あさひ診療所を担当することになりました佐藤誠と申します。

はじめに簡単に自己紹介をさせて頂きます。

出身は千葉県です。2005年和歌山県立医科大学卒業後、地域医療振興協会で8年間研鑽を積んで参りました。専門は家庭医療、地域医療です。

学生時代に予防医療などに興味をもち、臨床を行いながら予防にも力を入れたいと考えていたところ、家庭医療や地域医療という言葉に出会いました。しかし、学生時代にはそれらの実態がわからず、医師になり研修を積みながら学ぶために地域医療振興協会で初期研修を始めました。

研修医2年目の時に3か月間の地域医療研修を行う機会があり、そこで患者家族だけでなく地域全体を診る医療と、地域からいろいろ得たデータを研究し、その結果を地域に返していくという地域医療の現場での臨床研究に衝撃を受け、こんな医療がしたいなと思い後期研修に進みました。

後期研修では、岐阜県、福岡県、茨城県、新潟県と全国いろいろな所で働き、各地で地域医療に関する知識や技能を学びました。さて、専門医もとった所で、これからは地域医療の実践を長い時間かけて行いたいと考え、全国の医師募集のサイトを検索し、その後見学させて頂き、浜田に来ることにしました。まずは、浜田、そして旭の地域の皆さんに受け入れてもらえるように頑張りたいと思います。

来てみての感想は、海に沈む夕日がとても綺麗なことと魚が美味しいこと、気候が穏やかで暖かいこと、そして街の人が引っ越してきた時に「いらっしゃい、ようこそ浜田へ。」と暖かい言葉をかけてくださって、いい街に来たなとほっこりした印象を持ちました。

なぜ浜田で働くことにしたのかということを多くの人に聞かれますので、現時点での答えを書いてみます。はじめに診療所で働きたかった。さらに、できれば地域全体をみる上で、町の人と一緒に働いてみたかったということがあります。そして町で働く上で、たった一人で町に赴任をするのでなく、複数人の医師グループの中の一人として赴任したかったということがあります。これからの時代のプライマリケアは、診察室内での患者と医師の個人同士の信頼関係も重要ですが、診察室だけでなくその他の診察室外の健康問題も扱うことを考えると、その関係より大きな枠組での患者と医師グループとの信頼関係が求められると考えています。これは、患者や地域住民に対しての関係だけでなく、市、県という組織に対しての関係についても同様です。それらの条件が揃っているところは、日本には数少なく、そのうちの一つが浜田でした。最後に浜田にした理由は、自分を一番求めてくれていて、役に立てそうな感じがなんとなくしたからです。実際に赴任したあとは、実際に求められることに答えていくだけであろうと考えています。

これからの地域医療について考えていることを少しだけ述べさせて頂きます。島根県だけでなく全国で人口が減り始め、急激な高齢化社会が私達を待ち受けています。医師がチームの頂点に立ち病気を治すという治療中心のパラダイムから、多職種が連携して病気をもった人が生活できるようにしていく地域包括ケアのパラダイムに移行していく段階にすでに入っていると思われます。その様な地域包括ケアは、国や学者が考えてくれるのではなく、ある地域でその土地の文脈にあった地域包括ケアを、多職種の医療関係者、そして住民と作っていく必要があると考えています。できれば、そのようなモデルの一つを作れたらいいなと現在は少し考えています。

壮大なことを書いてみましたが、どのように進めたらよいかはこれから考えていこうと思っています。この文をお読みの方で、もし少しでもご興味を持たれた方がいらしたら、一緒にやりませんか?

これからよろしくお願い致します。

  

○● ドクターヘリの広域連携について ●○

 島根県では、平成23年6月から、ドクターヘリの運航を開始し、救急の現場及び転院搬送に出動し活躍しています。

ドクターヘリは、医療の地域間格差の是正にも大いに寄与していますが、昨年度、更なる有効性を図るため、中国地方5県間で連携基本協定が締結されました。そして、この5月1日から、広島県ドクターヘリの運航開始に併せ、島根県西部への出動が始まり、浜田市へは広島県ドクターヘリが優先して出動することになります。この早期実現には、広島県の基地病院である広島大学病院の救急医学教授谷川攻一の「医師、看護師を患者の元へいち早く届ける」というお気持ちの賜物と感謝しています。

島根県ドクターヘリの基地病院は島根県立中央病院で浜田市までの距離は約81Kmですが、広島県ドクターヘリですと距離は約67Kmと近くなり、現場到着時間が短縮されます。そのため、救命効果が高いといわれる「30分以内」での救急医療体制を確立することができます。

さらに、ドクターヘリの機動性を考慮し、活動範囲を1つの県だけではなく、基地病院から一定範囲とすることで、効率的かつ効果的な救急医療体制を構築し、災害等による多数傷病者が発生した際に、各県のドクターヘリの相互の応援も想定されております。

現在は、広島県からの乗り入れのみですが、今後、島根県から広島県への乗り入れや山口県との相互連携など、県境を越えた後期連携は益々広がりをもつと期待されるところです。

∽ 編集後記 ∽

平成25年4月1日の人事異動で、中戸係長の後任として配属されました、濱見武士と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

健康福祉部は初めての配属です。あわただしく1か月が過ぎ、地域医療の現状はなにも把握できておらず、右も左もわからない状態ですが、早く前方を向けるように精進したいと思っております。

しばらくの目標は、「恥ずかしがらずに質問する」ことです。地域医療部門の素人の目線で生じた疑問を投げかけることで、あたりまえと思って行っている業務に改善の兆しが見つかれば大成功と思いながら、迷惑をかけることを恐れずに質問をしたいと思います。 (地域医療対策課 濱見)

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 発行元・浜田市地域医療対策課

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◆浜田市国民健康保険診療所連合体ブログ(シロイルカ診療所のまめで生きよう

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◆江津市ホームページ

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◆島根県医療対策課~『島根の医療』

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