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(国際交流員 王 恒)中国の数字文化

2014年 6月 18日

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 中国の長い歴史の流れに、数字が計算符号から、歴史背景や哲学理念、人々の好き嫌いまで伝えることもできる文化符号になってきました。今回は中国でよく使う数字の解釈をしたいと思います。

 「(ジュー)」は十以下の奇数の中で一番大きい数字で、「最高、最も多い、一番長い」という意味が含まれています。ですから、宮殿の扉の釘は横は9個、縦も9個あり、階段も9の倍数になっています。しかし民間では、「九」が最も不吉な象徴として嫌われています。危ないときに「九死一生(九死に一生を得る)といい、19歳、29歳を代わりに、18歳、28歳と読んで、あえて「九」という不吉な数字を避けます。

 「(スー)」は特別な数字で、生活の各分野がほとんど「四」で表現することができます。例えば方向には「四方」があり、一年には「四季」があり、花には「四君子(梅・蘭・菊・竹)」もあります。しかし、「四」の発音は「(スー)」と似ているので、電話番号やナンバープレートに含めると嫌われます。

 「(リュー)」は幸運な数字です。「順調に運ぶ」の象徴として人々に愛されています。家族に「六親(父・母・兄・弟・妻・子)」があり、内臓が「六腑(胆・胃・三焦・膀胱・大腸・小腸)があります。だから「4」と逆に「6」が含められている電話番号、ナンバープレートが人々に好かれます。

 「(バー)」も人々に愛されている偶数です。その発音が「(ファー)と似ているため、「繁栄に発展できる」という象徴として使われています。四川省の電話番号「8888-8888」が約3,800万円の値段で競売されました。ちなみに2008年の北京オリンピック開幕式の時刻も「200888日夜8時」と設定されたのです。

 このように、中国では数字は、漢字が長期的に発展する過程で、独自の数字文化を形成してきました。6月は順調な月です。

 ここで皆さんに「六六大顺(リューリューダーシュン)」(万事がうまくいきますよう)という言葉を贈ります。

このページに関するお問い合わせ先

  • 浜田市 産業経済部 観光交流課
    電話:0855-25-9530   メールアドレス:kankou@city.hamada.lg.jp

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