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(国際交流員 金 恩志)以熱治熱 ― 熱をもって暑を乗り切る

2014年 7月 1日

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 今年も暑い夏がやって参りました。水遊びや花火などアクティブな活動が増える季節です。そんな夏を楽しみにしていた方々も多いでしょう。夏が苦手な私は暑さにへとへとな状態です。少しでも暑さから逃れようとカキ氷やそうめんなど冷たいものについつい手を伸ばしています。韓国では冷たい「ネンミョン(冷麺)」や「パッビンス(餡子や果物、おもちなどをトッピングして食べる韓国風カキ氷)」の力を借りて暑さを冷ましていました。しかし暑いからといって冷たいものばかり食べてしまうと逆にお腹をこわしてしまいますよね。また夏は暑さに疲れ、気力が弱まり体調を崩しやすい季節でもあります。

 そのため、日本では土用の丑の日に「ウナギ」を食べることで夏バテを予防し気力を補う習慣があると聞きました。韓国にも夏を健康に乗り切るため栄養食を食べる「ボクナル(伏日)」があります。しかも3日もあります。「ボクナル」は夏至以降もっとも暑い時期、陰陽五行よって10日間隔で決まります。今年は718日が「チョボク(初伏),728日が「チュンボク(中伏),87日が「マルボク(末伏)」です。この3日を合わせて「サムボク(三伏)」と言います。その日には主に「サムゲタン(参鶏湯)」を食べます。「サムゲタン」とは丸一匹の若鶏のお腹にもち米・ナツメ・にんにく・高麗人参などをつめ2時間近くじっくりと煮込んだ韓国の代表的なスタミナ料理です。

 韓国には「以熱治熱」という言葉があります。熱をもって熱を癒すという意味です。この言葉のように夏の暑さを癒すため「ボクナル」にあえて熱いスープの「サムゲタン」を食し、良い汗を流すことで暑さを癒すのです。実際サムゲタンには高たんぱく質の若鶏はもちろん高麗人参・ナツメなど新陣代謝を活性化してくれる漢方薬材が入っているので夏バテ予防にはもってこいの食べ物です。今年の土用の日には「ウナギ」または「サムゲタン」パワーでこの夏を健康に乗り切りましょう。

このページに関するお問い合わせ先

  • 浜田市 産業経済部 観光交流課
    電話:0855-25-9530   メールアドレス:kankou@city.hamada.lg.jp

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