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(国際交流員 金 恩志)袖が触れ合っただけでも因縁

2015年 1月 23日

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寒い日々が続いています。みなさん、お元気に過ごしていますか?私が日本で冬を過ごすのは今年で5度目になりますが、今も足元が冷たい日本の冬には中々慣れませんね。と言って韓国の冬が暖かいのかとするとそうでもありません。ソウルの場合、最低気温はここ浜田と比べ10℃は違うほど寒いです。しかし、「オンドル」つまり日本で言う床暖房のおかげで部屋の中では暖かく過ごすことができます。常に部屋着は半袖、半ズボンで過ごすくらいです。そんな冬を過ごしてきた私が日本で5度目の冬を迎えるとは全然思ってもいなかったです。さらに、ここ浜田で暮らしてもう3年も過ぎたとは。

韓国のことわざで「袖が触れ合っただけでも因縁」という言葉があります。日本では「

または、「袖振り合うも多生の縁」でなじみあることわざではないかと思います。少し難しい話になりますが、仏教の教えの中で時間の表す言葉として「劫」という言葉があります。「一劫」は世の中が誕生し消滅するまでの極めて長い時間をいいます。仏教の世界観では道で他人と袖をふれあえるには、前世でその人との一劫の因縁が必要だといいます。私は仏教の信者ではありませんが、この言葉はすごく胸に残りました。どんなささやかな出会いであっても、それは深い縁でつながっている。

母国である韓国を離れ、日本の浜田へ来たのは皆さんと私とのすごい縁が有ったのではないかと思います。さらに浜田で3年間も過ごしながらたくさんの方々と出会い、一緒に話し、一緒に笑い、一緒に時を過ごしたことはもっと大きな縁だと思います。きっと私たちは前世で何劫の縁で結ばれていたかも知れません。

私は今年を最後に浜田での生活を終え、帰ることになりました。しかし、「袖が触れ合っただけでも因縁」の通り、ここでみなさんとの深い縁をもとに、またいつかどこかでお会いできると信じています。みなさん、3年間大変お世話になりました。アンニョンヒ・ケセヨ(さようなら)

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