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中国の冬の南北差(広報はまだ平成28年1月号)

2016年 11月 8日

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 皆さん、明けましておめでとうございます。寒い中、元気にお過ごしでしょうか。私は最近、よく中国の冬を思い出します。

 昔から中国南部の冬は北部より厳しいという人が多いですが、それはなぜでしょう。中国では地理的に南部と北部が秦嶺(しんれい)山脈と淮河(わいが)を結ぶ秦嶺淮河を境に分かれています。1950年代、中国は「エネルギー資源が有限である」、「南部は低温の持続期間が短い」など様々な理由から、政府の補助による熱供給システムを北部だけに導入しました。

 北部では住宅やオフィスなどに温水暖房(60-80℃の温水を循環させる暖房方式)がつけられ、熱供給は毎年約4ヶ月間続きます。今は温水式床暖房も随分流行ってきました。壁には保温材や二重窓を使うので、より暖かく冬を過ごせます。しかし、南部では最低気温が氷点下になる地域があるにもかかわらず、熱供給システムがありません。一方、夏は暑すぎるため壁に保温材も使えず、電気暖房をつけるとしても家全体が暖かくならないので、家にいるときも厚い服を着る人が多いです。

 私の故郷、威海は北部に位置し、熱供給が始まると、外は-10℃になっても室内の温度は大体20℃以上で快適に過ごせます。昔、杭州にある大学に行ったおかげで、南部の冬も体験しました。暖房がないので、出掛けるときはもちろん、教室や寮にいるときも厚着でした。冬の夜は湯たんぽを抱いて寝たことは忘れられません。

 近年、気候変動に伴って南部の冬はさらに長く寒くなったので、南部にも熱供給システムを導入すべきだと強く呼び掛ける声が多く出てきました。国はもっと納得してもらえる対策を探らなければなりません。

 浜田の冬も厳しいすが、皆さんも風邪を引かないように気をつけてください。

このページに関するお問い合わせ先

  • 浜田市 産業経済部 観光交流課
    電話:0855-25-9530   メールアドレス:kankou@city.hamada.lg.jp

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