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中国の「酒文化」(広報はまだ平成28年10月号)

2016年 11月 8日

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 中国は世界で最も早く酒の醸造を始めた国で、5~6千年以上前から造り始めたそうです。

 「史記」には、夏王朝初代国王の禹の頃、儀狄(ぎてき)がお酒を発明し、五代目国王の()(こう)が酒を改良したと伝えられています。杜康の故郷とされる現在の河南省(じょ)(よう)県では、杜康を祀った祭りも多く、醸造された酒も「杜康酒」と名付けられています。

 中国のお酒は大まかに黄酒(こうしゅ)白酒(ばいちゅう)の二種類に分けられます。日本でもよく知られる「紹興酒」が黄酒の代表ですが、現在はやや歴史が新しい白酒が中国の酒の生産高の約8割を占めるまでになってきました。北に白酒、南に紹興酒、しかも、南方の人よりも北方の人が酒に強いと言われます。

 コミュニケーション手段の一つとしている中国人の酒席には、厳格に守る礼儀があります。

 一般的に、丸いテーブルを囲み、「主陪(しゅばい)」と言われる招待側で一番偉い人が扉に向かって座り、食事会の時間と進行状況を把握します。「主陪」の向かい側に座るのは「副陪(ふくばい)」です。招待側の二番目に偉い人で、お客さんのお酒に付き合ったり、食事会を盛り上げたり、勘定係を務めます。これに対し、招待される側の「主賓」と「副賓」は主陪の右と左の席にそれぞれ座ります。

 中国人は、フレンドリーかつ豪快な性格なので、相手にたくさん飲んでもらえるように勧めるのが、良い「オモテナシ」と一般的に考えられています。

 また、乾杯のとき、目上の人と乾杯する場合は、目上の人の酒盃より低い位置に酒盃を当てる事が礼儀です。席が離れた相手と乾杯する場合は、軽くテーブルに当てればいいです。もちろん、中国の「乾杯」は、一気飲みの乾杯がほとんどです。

 その一方で最近は健康を大切にする傾向があり、現在の「乾杯」は必ずしも一気飲みではありません。皆さん、中国のお酒文化が分かりましたか。

 では、無理をせずに、中国のお酒を飲んで楽しみましょう。

中国の酒席での並び順の図

このページに関するお問い合わせ先

  • 浜田市 産業経済部 観光交流課
    電話:0855-25-9530   メールアドレス:kankou@city.hamada.lg.jp

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