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些細な物の素晴らしさ(広報はまだ平成29年3月号)

2017年 3月 27日

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 浜田に来てから8ヶ月が経ちました。この期間に日本と、ふるさとのフロリダ州の間にある様々な違いに気付きました。様々な違いの中でも一番興味が湧いたものは、「日本人が季節を大切にすること」です。

 私は日本ほど四季を感じられない場所から来たため、最初はこのことを実感できませんでした。ですが、アメリカに住んでいる友達との会話や、自分なりに調べたことを考えてみると、あることに気付きました。日本の生活の中には季節に合わせた商品や物をよく見ますが、アメリカにはほとんどそういったことが無い、ということです。

 アメリカの友達と季節について話をしたら、日本人と同じように「天気」の話題が出てきます。ですが、クリスマスやお正月など特別なイベントを除いて、それだけで季節の話は終ってしまいます。

 アメリカではどんなデパートやレストランに入って、買い物や食事を注文しても、季節による「期間限定」という商品やメニューはありません。冬用の服は季節に関わらず売っていますし、クリスマスがテーマのレターセットは、常に文房具屋の棚を飾っています。

 逆に、日本には夏の期間に冬用の服はあまり見ませんし、イチゴ味のチョコレート菓子は冬限定で楽しめることが多いです。

 このことは表面だけを見れば、「単に国が違うからだ」と思われるかもしれませんが、もし「バラの香りをかぐために立ち止まる」なら、きっと毎日を新しい視点から見られる ようになるでしょう。

 この表現は英語の慣用句の「stop and smell the roses」を直訳した文章ですが、「あくせくせず身近な物の美を味わう」という意味になります。たまには忙しい毎日から離れ、些細な、身近な物の素晴らしさに気づくことの大切さが、メッセージとして込められています。

 アメリカにいる間、私は季節の変化を全く気にしませんでしたが、日本に来てから自分の周りの些細なものや変化を通じて、新しい学びの毎日です。

 3月は春、新たな始まりだと思います。今年の春は皆様にも新しい発見があるといいですね。

 

このページに関するお問い合わせ先

  • 浜田市 産業経済部 観光交流課
    電話:0855-25-9530   メールアドレス:kankou@city.hamada.lg.jp

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